目次: アプリケーション紹介

Manual

CueFlow ユーザーマニュアル

CueFlow は、ライブ公演の進行に必要な「曲・歌詞・キュー・音響・タイムコード」を 1 つのプロジェクトに統合するデスクトップアプリです。クラウドプロジェクトなら、どの端末からでも常に最新版が開き、複数人でリアルタイムに同時編集しても変更が失われません。このマニュアルでは、初回セットアップから本番運用、クラウドでの共同編集までを順を追って解説します。

CueFlow のメイン画面。左にセットリスト、中央にタイムライン、右にインスペクターとプロンプタービューが並びます。
CueFlow のメイン画面。左にセットリスト、中央にタイムライン、右にインスペクターとプロンプタービューが並びます。

CueFlow でできること

  • セットリスト管理 — 当日のブロック構成と演目(Song / MC / Break)を開始タイムコード付きで管理します。
  • マルチトラック再生 — 1 曲に複数の音源(2mix、クリック、ガイド、ステム)を持たせ、サンプル精度で同期再生します。
  • プロンプター — 歌詞・ガイド・ディレクションを演者やスタッフの端末・別ウィンドウへリアルタイム配信します。
  • タイムコード連携 — LTC / MTC / Art-Net の送受信と追従に対応し、照明・映像・音響と同期します。
  • Cue / Shot トラック — 人間向けキューに加え、カメラキューとスイッチング指示をタイムラインに置き、スイッチャーへ送信できます。
  • クラウド共同編集 — 組織(Organization)単位でプロジェクトを共有。どの端末からでも最新版が開き、複数人でリアルタイムに同時編集しても変更は失われません。コメント・バージョン管理に加え、本番中は「マスターロック」で全員を選んだ保存バージョンに固定できます(Team プラン以上)。

想定ユーザー

CueFlow は、ライブ公演のオペレーター(マニピュレーター)を中心に、演出・音響・カメラ / スイッチャーチーム、そしてプロンプターを見る演者まで、公演に関わるチーム全体で使うことを想定しています。日本語 UI が標準で、設定からいつでも英語に切り替えられます。

主要な概念

マニュアル全体で使う用語です。まずはここだけ押さえておけば、各ページの説明がすぐに理解できます。

用語説明
Projectプロジェクトの最上位単位(.cueflow)。音源(Audio/)、プロンプター画像(Assets/)、バックアップ、波形データを含みます。
Song(曲)演奏する 1 曲。プロンプトブロック、セクション、ビートクリップ、オーディオクリップの配置を持ちます。
MCトークパート。ページ単位で手動進行し、進行中はタイムコードが HOLD になります。
Program(演目)セットリストの 1 行(Song または MC)。再生の単位です。
SectionAメロ・サビ・間奏など曲の大きな区切り。タイムライン上部に色帯で表示されます。
Prompt Block歌詞・ガイド・ディレクションをまとめた、開始〜終了時刻を持つプロンプターの表示単位です。
Beat Clipその時点以降の BPM(と拍子)を宣言するクリップ。クリック音・ビートグリッド・スナップの基準になります。
Cue Track人間向けキューや Cue Message、MIDI / OSC / Art-Net 信号キューを置くトラックです。
Shot Trackカメラキューとスイッチング指示を置くトラック。スイッチャーへの信号送出にも対応します。
Organization(組織)クラウドでプロジェクトとメンバー(シート)を束ねる単位。プラン・課金・ロール・アクセス権を管理します。
保存バージョンクラウドに保存されたプロジェクトのバージョン。名前を付けて保存し、いつでも復元できます。

マニュアルの構成